2011年7月5日火曜日

MMORPG TERA Closeβ感想




韓国作成のMMORPG『TERA』のCBT(Close Beta Test)に当選したので参加してみました。
結構テスト枠が多く、当たりやすかったのかもしれません。
こういうのにあたったことなかったですし。
クライアントは事前にダウンロードするのですが25GB。
グラフィックに相当凝ってると聞いてましたが、このレベルはさすがに。
クライアントをネット配布は無謀か、もしくはTorrentなどで分散して配信させるべきだと思いました。
まー、韓国のサービスにそんなのを見たことないですが。

このゲーム、韓国最大手のNC Softからの離脱組(元Lineage2制作チーム)で作られたこともあり、かなり一悶着あったいわくつきのタイトルです。
ハンゲームが対NC Softとしてスタジオと提携したので韓国では結構香ばしい話になってました。
以前にローンチしたAIONとのシェアが焦点で、今のところ徐々にTERAが下がってきている感じでしょうか。


韓国のウォッチ事情はともかく、このゲームの特徴は目を引くグラフィックとフリーターゲッティングバトルでしょう。
特にフリーターゲッティングバトルは注目されていましたので色々と遊んで感触を試してみました。
以下にこのゲームの感想を書きます。


・フリーターゲッティングバトル
  まあ、ぶっちゃけFPSですね。
  ターゲットにあわせてスキル発動っていう感じで。
  自分の場合は自己スキルで、みたいな。
  相手との間合いやアクションで移動しながら攻撃できるのは結構面白いです。
  FPSのようなシビアさもないので気楽に楽しめるといえば楽しめます。
  問題はこれがMMORPGの単調作業的経験値集めでずっとやらないといけないかということ。
  逆に量が少なければコンテンツ飽和になりやすいしでかなり前途多難な設計だと思いました。
  ボス戦とかは面白そうなんですけどね。
  実際、コンテンツ不足で韓国では失速してますし、もうちょっとコンテンツデザインを考えたほうがよかったかもしれません。
  UIとかは慣れるとそこそこいいんですけどね。


・コミュニティー
  パーティーシステムが10年前から変わってないためもはやクソとしか言えません。
  てか、MMORPGの進化はWoWで止まった感がヒシヒシと。
  序盤のどうせソロしかやらない低Lvでのフィールド狩りとか、もういらないだろうと思います。
  パーティー必要なLvまでインスタントフィールドでさくっとやってしまったほうがいいような気もします。
  どうせチュートリアル程度なんでしょうし。
  あと、パーティーはある程度さくっと作れる形にならないと。
  チャットとかで交渉してとか、もう泣けてきます。
  FF11のおまかせは良かったなあと思いましたが、あれは全く機能しなかったしなあ。

  あと、やっぱ多いのが基本ベータテスト難民と別ゲームの廃人系。
  なのでわりとねらーが多い印象です。
  正直、その手の人とのコミュニケーションは萎えるので日本サービスはよほど身内のコミュが出来てなければ個人的にはやらないかなあと。
  もう、新規参入者がいない界隈なのでしょうがないのでしょうが。
  チャット文化も微妙になってたのでオープンでもこれ、やるんだろうなあ。
  パーティーチャットがオープンチャットなんだぜ、このゲーム(苦笑)。



オープンベータが今後募集されると思いますが、まあ、結構な人で賑わうと思います。
キャラ名だけ確保して1週間ぐらいしてからゆっくり開始してもいいとは思います。
パーティーは…なんか、どうなんでしょうね。
今の時代に韓国製MMORPGのアライアンス所属は結構厳しいと思います。
ソーシャルメディアで十分楽しめる時代にこのレベルなのはちょっと業界的には厳しいなあ。
韓国はこれでもまだいいのでしょうが、日本のゲーム界隈は…

あと、FPSな感じなのでアバターはまあ、どうでもいいと思います。
そのうちどんなのでも気にならなくなるかなと。


結論として、英語に抵抗なければLv20まで無料化されたWoWで遊んだほうが結構楽しいかもと思います。
RESTシステムもありますし、意外に面白いですよ(ぉぃ