2011年6月24日金曜日

世界のソーシャル化の波と日本



How the World Uses Social Networks [INFOGRAPHIC](Mashable)という記事が面白かったので紹介。

Global Web Index社がソーシャルサービス利用率などのインフォグラフィックを発表しています。
データに使われているサービスがいまいちわからないためなんとも読みにくい感じですが、日本のソーシャルサービス利用率が15%程度っていうのはなんか体感的にわからなくもないです。
実際、煽りまとめサイト中心や2ch文化、ケータイによるクローズド文化などでインターネットとしてみるとそこは温度差ない気もします。
Facebookが~以前の問題じゃないかなあいうのが個人的な日本ネット事情印象だったのでそこはブレてないかなと。
ネット広告もこうみると煽り記事的なSEOのほうが効果があるような気もします。

ただ、このような戦略をとっているとグローバル的な市場ではますますガラパゴス化していき、海外戦略と国内戦略のベクトルが分かれていくんじゃないかなあ。
内需を期待するべきでないのは少子化による、購買層がいなくなり、高齢層のネット理解が追いつかないためちょっと厳しい気がします。
商品ベクトルも当然分極化するのでちと国内の景気の牽引は難しいかなと。
既存メディア主体に執着した結果とはいえ、ちょっとなあ。


なお、インフォグラフィックでは3つの分類化での地域特色を読みといてますが、1.メッセージサービス・メール、2.コンテンツ共有、3.グループ利用で、日本はメールとコンテンツ共有で分化されてる感じ。
アジア圏では韓国と共に全体利用的なものとは離れてるように思えます。
むしろ、欧米型に近いような気もしますが、ここらへんは産業や文化などどういった部分が関係してあるのか、興味深い感じはします。





いくつか海外のソーシャルサービスや動きなどの紹介のサービスなどが立ち上がってますが、なかなか狭い感じがしているのはやはり日本での活用が追いついていかない側面が大きいのかなと。
インターネットの使い方なども含めて、日本の現状と今後どうするべきかというのは声を上げていくことが重要ではないかなとは思うんですが、そういう動きは難しいのかなあ。