2015年1月3日土曜日

Facebookを便利に使ってみよう(今更的に)

2011年の東日本大震災を契機にSNSが注目されました。 スマートフォンによるモバイルデバイスもガラケーと言われる多機能携帯からインターネットへの親和性が強まり、利用者が格段に増えました。 しかしながらSNSは利用の仕方を間違えると情報が漏洩したり、不用意な情報が流れたりとわりと扱いづらい面も多いのではないかと思っています。
日本でも多く使われているFacebookについて個人的に気になった点も挙げながら使い方などをまとめてみたいと思います。
Facebook image

Facebookの用途について

SNSはコミュニケーションツールと言われ、総括するとその言葉でまとめられると思います。 実名利用を基本とするFacebookは社会的に意味を持つことも多いようです。

コミュニケーション機能

日本だとLINEがメッセージングアプリとして多く使われていますが、Facebookにもメッセージという機能やあアプリがあります。 自分が使っていたところでは企業宛などはほぼ機能していませんし、個人でも利用する人は少ない印象です。 昔の同級生がたまに見つけてメッセージを送るということもありましたがこの場合でも通知に届かないことなどあまり使い勝手がいいとは思えません。
とはいえ、会社などに強みがあり、LINEのように今、連絡が取れる人のような身近なものではなく、人づてや検索で知った人に対しては有効とは思います。 たまにメッセージのその他を見るという行為は面倒ですが思わぬことも起こるかもしれません。

生活情報発信

ニュースフィードに自分の生活情報をのせるのがFacebookではポピュラーな使い方と思います。 家族の話題や、旅行など身近な話題を知り合いや友人に公開するのはお互いの中を深めるのには役立ちます。
しかしながら公開範囲を全体や、友達の友達にする人が多く見受けられます。 私人でなく、公人的な広告としては効果はありますが普通は個人情報やトラブルを招いきれないものなので友達、もしくは友達として登録している人の中でも本当に気心をしれてる人だけなど工夫をすべきです。 全く関係ない人に自分の私生活を暴露するのはお互い気持ちのいいものではないです。

情報収集&情報共有

Facebookには企業やメディアなどがFacebookページという公的なページサービスで提供しています。 これらを閲覧することで企業の情報やニュースなどもみることが出来ます。 また、Webサイトや他のサービスなどからもニュース記事やブログ記事などをニュースフィードに投稿することも可能です。
友人のタイムラインから他の友人へ記事を教えることが出来るシェア機能なども実装されているので積極的に自分の気に入った記事をシェアするのもいいと思います。

認証基盤

Facebookの認証機能は他のアプリケーションを利用する際にそのサービスの認証機能として利用することも出来ます。 サービスによってはFacebookの人間関係(ソーシャルグラフ)を利用するものもいくつかあります。
SNSやゲームにおいて人間関係基盤を再構築しなくて済む仕組みは時として便利なものです。 その意味ではFacebookの友達の関係はある程度の親しさを持つべきなのかもしれません。

細かい使い方など

Facebookページ

先にも述べたとおり公的な活動や著名人などの公式ページとしてFacebookでは公式サイトを作ることが可能となっています。 それがFacebookページでブログなどのセルフブランディングなどで公開している人が多いですね。 ある程度の共著が出来たりなど参加者を広げることも出来ますし、なにか行うとする際には利用してみるといいかと思います。

著名人購読

Twitterのフォローに近い形の機能で相手の承認を必要とせずに公開記事を読む機能があります。 著名人などが公開している情報などを閲覧できるので気に入った著名人の記事を購読してニュースフィードなどで読むのもいいかもしれません。

グループやリストによるコミュニケーション

グループ機能は特定に目的を持った人たちが友達関係でなく情報を共有できる機能です。 公開されてるものや、身内のみということで非公開というものなどいくつかあります。 友達の垣根を超えて、という場合に利用するのがいいのかと思います。
また、友達を幾つか分けて管理することも出来ます。 会社や同級生などいくつか分けて管理する場合も共有する情報においては有効なので一度友達の管理を見なおしてみるといいでしょう。
以上の機能はFacebookのサイドなどにショートカットをつけられます。 使いやすいように設定して効率的に使えるようにすると便利と思います。

利用に際しての問題点

ニュースフィード設定

ニュースフィードの設定はハイライトにしておくとFacebookのアルゴリズムによるものが表示され、最新のものが出てこなくなります。 ざっとその時提案されるものを読むという場合には便利ですが最新の情報を取る場合は設定を変えたほうが良いと思います。
前述のように友達のリストなどをうまく使い分けていればあまりニュースフィードの表示方法に関してはそれほど気にならないとは思いますが同じような記事ばっかりでうんざりという人もいるので好みで調整した方がいいと思います。

公開範囲

これも前述のように個人情報や共有可能範囲を見極めて記事ごとに検討すべき問題と思います。 全体公開をデフォルトでしている人もいますがあまりオススメできません。 知り合いに出した情報が実は、ということもあります。 わりと社内情勢なども筒抜けにする人なども目立ちますのでこの部分はぜひとも気にすべきでしょう。
友だち申請も匿名の人や詐称している人に行う場面も見受けられます。 何かの拍子でこういった人を入れてしまうのは昨今ではあまりないかもしれませんが、匿名文化が日本は初期に強かった傾向もあるので社会的に繋がりがあり、連絡先がちゃんとした人のみで人間関係を完結したほうがトラブルが起きないと思います。

最後に

Facebookは実際のアドレス帳とほぼ同じ意味を持つツールです。 社会的な意味をTwitter以上に持つところなどあるのでそれ故のストレスも同様に出ると思います。 とはいえ、うまく使えば交友関係を深めることなど非常に便利なツールですので社会の人間関係と同じように使えば時間や場所にとらわれない利便性が役立つと思います。
Facebookは日本に来てからもいくつか機能が変わっていきましたが、多機能で出来ることが多い反面使いこなしにくいツールだと感じてました。 帰納的に絞って、利用の限定化などをダイエット的に使うとわりと小回りの利くSNSだと思います。
下手に依存するとSNS疲れということにもなりかねないのでこの手のツールは程々に使うのがいいと思います。 オチ的に、私の友達は四捨五入で0になります。