2012年8月3日金曜日

クラウド共有を用いた作業スペースサービス『Hojoki』


Box.netがサービス登録したというアナウンスを受けてHojokiというサービスを利用してみました。
Hojokiにはいくつか連携するサービスがあるのですが、Box.net有料ユーザーなのでどんなものかという感じでまじめに使い方を検討してみようかと思い立った次第。

さて、どのようなことができるかといえば簡単に2点。

・各種クラウドストレージから各種Webサービスと連携し、一元管理(というか閲覧)できる。
・仲間を登録し、Workspaceを作り、そこで情報共有を行える。

1点目は特にクラウドストレージ、サービスを一元管理するというものは現在、いくつか稼働しています。
特に目新しい話でもないと思います。
そのようなサービスに小規模SNSを実装したというのがHojokiの特徴と思います。
プロジェクト管理やタスク管理を行うようなサービス連携もあるので利用シーンとして小規模オフィスがひとつのターゲット層でしょう。
クラウドストレージの登録アナウンスもできるので共有スペースとしてDropbox、GoogleDrive、Box.netを利用しているようなチームでは情報共有がしやすいと思います。
また、Evernoteもありますので共有ノートブックの通知アクティビティにも活用できるかと思います。

ただ、Workspaceごとに発信する情報を設定していかないとストリームの垂れ流しになります。
個人のログレベルはMy Cloudのアクティビティーで十分ですのでWorkspaceへ流すものはタグ制御をするか、手動でシェアするような方がいいと思います。
DeliciousやTwitterでどうでもいいブクマやつぶやきをWorkspaceに自動で流すべきでなく、必要なアナウンス情報を流すほうが受けてとしても意味のある情報になると思います。
そういう意味ではHojokiは広義の意味での身内SNSとも言えます。


iPhoneアプリもありますが、こちらは完全に閲覧専用です。
残念ながらReplyやShareは出来ません。
また、通知に関してどの程度まで行なってもらえるのか不明です。
出来れば自分の登録サービス以外のアクティビティーは通知して欲しいですし、ReplyやShareが出来れば次第点かと思います。

Hojokiはコミュニケーションサービスと言うよりは上記の通り、情報共有サービスに近いものと思います。
日本だとコミュニケーションに重きをおくため、一般の方には縁が無さそうなものですが、大量に流れる情報を制御する時代になったことでもありますし、各種サービスの利用を見つめなおすきっかけの一つとして利用するのもいいと思います。