2012年8月4日土曜日

画像共有サービスになった『Cooliris』


Coolirisは元々は画像検索サービスでした。
閲覧のUXが素晴らしく、流れるように写真を見れるのはなかなか良かったという評判でした。
先日、メジャーアップデートを行い、ユーザー同士の写真共有へと変わりました。
Google検索以上の検索を利用していた方からはかなり不満が出ているようですが、昨今の写真SNSの流れもあり、USだと評判は上々な気もします。

共有できる写真ソースはiOSのカメラロール、Facebook、Instagramです。
Google画像検索も利用できますが、一度、カメラロールに保存しないといけない形になっています。
そして共有スペースとしてConversations(雑談)としたRoom的な設計になっています。
こちらに画像をシェアして、メッセージなどのやり取りを行う形となっています。
シェアに関しては通知はないようですが、メッセージは通知が行くようです。

Conversationsに関しては本当に初期実装という感じでメッセージの文脈のつながりが作れないようになっています。
コミュニケーションベースをどう実装するのかわかりませんが画像に対してのキャプションか、メンションあたりは欲しいかなと感じました。
そういう意味で、画像さえあればなんとかコミュニケーション出来るという発想はPath 1.0に近いところがあるかと思います。
今後の舵取りにもよりますが、このサービスにかぎらず、Facebookとは別の小規模のSNSというものが注目を浴び始めていますね。
マネタイズやサービスの差別化など課題も多いですが、今後のソーシャルメディアの動きの一つとして面白い流れだとは思います。