TechCrounchで7月に取り上げていたClick.toというアプリがMacで限定公開したので使ってみました。
既にWindowsでは一般公開されていまして、基本的には同じものと思います。
仕組み的にはアプリがクリップボード的にバッファーに溜め込み、選択したサービスやアプリにリダイレクトして貼りつけるものです。
アプリやサービスの登録は10個までとなっており、それ以上のものはサブメニューから使えます。
サービスとしてFacebookやTwitter、box.netやGMailなど多岐にわたりますが、コピー元のメディアなどによって選択は限られます。
例えば画像であればFacebookの専用アルバムであったり、Evernoteだったり、box.netだったりします。
また、Webサービスには直接送るわけでなく、一旦Webでの接続をして転送するのでブラウザや専用クライアントの立ち上げが発生します。
なのでアカウント情報の設定などはなく、アプリのインストールだけでほぼ利用できます。
クラウドを使うぶんには割りと細かい設定ができないので微妙とは思います。
アプリとして、例えば辞書などを使うには便利とは思います。
立ち上げるまでの手動手順を起こさなくてもいいのは便利だと思います。
個人的にはメールクライアントを選べると嬉しいとは思いました。
また、アプリの立ち上げが遅いHDD機だと手動でやっても大差がない時間なのでそれほどの便利性は感じなかったのも残念です。
Control+CやCommand+Cで簡単にアプリ間などのコピーに使えるので試しに入れてみてもいいアプリと思います。
Macユーザーの方はメールアドレスを登録すると通知が来ますので、公式サイトから登録して使ってみるのもいいかと思います。
ref : Click.to