2011年3月2日水曜日

フィードの特徴と処理の流れ




フィードの取得は大きく分けてストック型とストリーム型に分かれます。
前者はフィードリーダー(Google ReaderやLivedoor Reader)で後者はTweittrやFacebookなどのソーシャルストリームに代表されるものです。
二つの長所短所など、特徴を上げてみます。

・ストック型
自分のフィルタによる選別
いつでも読める
たまりやすく、未消化の可能性も。
即時性が弱い


・ストリーム型
ソーシャルの力とリアルタイム性が優れている
流れが早い
旬かどうかの温度差はある
自分の観測範囲外の情報を得やすい

よく、フィードが死んだと言われますが、これはストック型の利用がストリーム型に食われているという話で、実際のところ、フィードリーダー自体がそもそも一般的に使われていなかったため利用の低下を極端に言ってる言説かとは思います。
ただ、ストリーム型のほうが非常に目にしやすいのもあり、ストック型の利用を減らす人も中には出てきているのかもしれません。

ストリーム型の多くは後で読むサービスと連携することでストックすることができます。
InstapaperやRead It Laterなどがそれにあたります。

ある程度まとめて読む形でのストック型はやはり一覧性に優れているのでタイトルで記事を選別出来たりと消化の効率をあげられますが、これをストリーム型に取り込む形のアプリやサービスも昨年から出てきています。
FlipboardやSmartrあたりがそうですが、まだ読書UXとしてはこなれてこないので今後に期待と思います。

最後にフィードは流れてきた場合、読んだあとにストックするか、共有するかが重要になります。
ただ、読むだけでは流し読みになり、知識として蓄積されないことが多いです。
ストックの仕方はGoogle Readerだとスターを使うか、Evernoteへ溜め込むなどあります。
共有はストリームURLとして流すか、SBMに流すなどあります。
情報をどう扱うかは割と最近重要な話ではありますので、自分にとっての情報は何かを再考してみるのもいいと思います。