2011年2月18日金曜日

ゲームとソーシャルメディア




とりあえず、導入としてMMORPGにTwitterを導入した話。
私の知ってる中ではWorld of WarCraft(WoW)がアドオンでクライアントを導入したという話が2009年にあり、先駆的だなあと思ったのが覚えています。
最近、実装したゲームもあるようですが、その後大手メーカーで実装した、というのは聞いていません。

当時の状況を考えるとチャット+通知としてTwitterを利用するのはありだったなあと思います。
ですが、自分の状況をリアルタイム配信するため、FF14のヒストリー機能実装時の混乱を見ると昨今の事情ではあまり使い勝手がいいというわけではなさそうです。
また、主流である韓国を見ると競争社会に近い構図なゲームが好まれるため、同様に実装しづらい環境なのかもしれません。

昨今のTwitterはソーシャル性よりも情報ツールとしての色も強くなり、ゲームメディアとの連携はあまり強くないほうがいい気もします。
ネットとの親和性を謳うのはSCEのNGPあたりなので、今後はどうなるのかはわかりませんが。


MMORPGにかかわらず、コンシューマ機からの実装はあまり見かけません。

Facebookに関してはPlayStation3が対応しているくらいで、ネット接続性が問題なのかもしれません。
実際、PlayStation3のトロフィー情報が投げられるのはあまり見かけませんが、これは友達の関係なのかもしれないですね。
このように実績を投げるシステムとしては割と悪くないとは思いますが、なかなかこれも利用しているゲームが見かけません。

iPhoneアプリのゲームだとopenfeintが実装されてますね。
対応ゲームの実績はTwitter、Facebookに反映されようです。
以前取り上げたソーシャルゲームはそもそもFacebookプラットホームなので当然、情報共有されていきます。

MMORPGはそもそもそれ自体がSNSともいえるので別のソーシャルメディアとあわないとは思います。
ですが、既存のゲームプラットフォームは通信や基板がしっかりしていればiPhoneアプリのようになっていくほうが自然とは思います。
ただ、そのようになった中で果たしてゲーム業界にプラスに働いていけるのかは現状を見るとそれほど活性化になるようには思えません。
情報共有としては面白いとは思うのですが、foursquareやInstagramのような面白いひねり方をしないとなかなかソーシャルメディアを生かせないのかもしれません。