2011年2月9日水曜日

記事のまとめ方




先日、学校の講師の方が「なかなかサイトの記事をかけない」とおっしゃっていたので自分流の書くためのコツというか、まあ、ライフハック的なものをアドバイスしてみました。
たいして目新しいことを言ってるわけでもなかったと自分は思っていたのですが以外にもかなり目新しいことだったようで、かなり驚いて聞いてもらいました。
ということで自分がこの記事を書くために心がけて実践していることなどをこの機会にまとめておきたいと思います。
読まれた方の中に何か残れば幸いです。


記事を書く場合、ネタをどう集め、整理してまとめるか、ということが重要になります。
割とネタ集めという部分が問題でここで躓くひとが多いと感じています。
ネタに関しては特に制限を設けないとすれば日々思いついたこと、雑感を取り出していけば意外にたまります。
これは入力情報をフィルタリングさせることで増えていくので、入力を増やすと自然に増えます。
感性を磨く、といい方もありますが要は多様な価値観や手法を得ていけばコアとなるトピックスは自然と貯まるものです。

これをまず、記事の体系に落とし込まず、1トピックとしてメモします。
結論や他の情報と繋がらないようにするのがミソで、ある意味、脳からの直接情報をアウトプットする感じです。
Twitterに思ったままつぶやく、という使い方をしてる人はなんとなくわかるでしょう。
推敲しない、これが重要です。
このメモですが、紙でもクラウドでもかまいません。
ですが、後述の整理することや気づいたときに即座に取り出すことができるということでモバイルデバイスを利用してクラウドに残したほうがいいでしょう。
私の場合、基本GMailのノートへiPhone/iPadの標準アプリのメモを主に使っていますが、Evernoteなども強力なのでお勧めです。

トピックは絶えず落とし込み、その後見直さずに貯めていきます。
発想時にこれを行うだけでネタは増えていきます。
次に、これを整理して記事にします。

これらの中で自分の中に記事の体系を取りやすいものを拾い上げていきます。
トピックを思いついたときに付加的な情報が連想されてくれば、それをまた付記しながら体系化をします。
この作業は書く記事のボリュームによりますが、ブログの1エントリー程度は落とし所だけを決め、自身の書きやすいスタイルに持って行きます。
いくつかのポイント整理が必要であれば拾いあげてメモしてきますが、私の場合は勢いをつけるために特に何も決めずに最後まで一気に書き上げます。

この一気に書き上げるために書けるようなトピック選びは割と気にします。
ぱっと見なおして結論が見えてこないものはそのまま見なかったことにします。
この作業のコツはとにかく一気に吐き出すこと。
人によっては積み重ねた理論文章がいいという人もいると思うので自分の書くスタイルを色々と試すといいと思います。


これらのことで重要なのはまず何かを思いつめて頭の中に常に持ち込もうとしないこと。
これをすると脳の処理の負荷を増やしすぎ、処理の障害を発生させると考えています。
可能な限りクラウドにに負担させることが重要ではないでしょうか。
記録に関しては以前も書きましたが、意識的に覚えないようにすべきです。
脳自体に情報は入るとは思いますが、連想記憶としての情報をクラウドに付加させることで整理情報を一元化して記述作業を整理作業とすることができます。

整理するタイミングですが、たまに溜まったトピックを眺めることでモチベーションが高まったらやればいいというのもひとつの案です。
決められた時間にやるというのは慣習化されれば問題ないですが、そこまでいくにはそれなりの積み重ねが個人差であると思います。
リマインダーを使い、意識的に制限を設ける方法もあります。
このことは仕事術になっていくと思いますので話題が違うため、触れませんがこれらもモバイルアプリやWebサービスに任せると入りやすいと思います。